PowerShellでのバージョン確認方法:簡単なコマンド解説

PowerShellのバージョンを確認する方法はいくつかありますが、最も一般的な方法は次のコマンドを使用することです。

このコマンドを実行すると、以下のような情報が表示されます。

  • PSVersion: PowerShellのバージョン番号
  • PSEdition: “Desktop” または “Core”(PowerShell Coreの場合)
  • GitCommitId: GitのコミットID(主にPowerShell Coreで使用されます)
  • OS: オペレーティングシステムの情報
  • Platform: “Win32NT” など、プラットフォーム情報
  • PSCompatibleVersions: 互換性のあるPowerShellのバージョン
  • PSRemotingProtocolVersion: PowerShellリモートプロトコルのバージョン
  • SerializationVersion: シリアル化バージョン
  • WSManStackVersion: WS-Managementスタックのバージョン

具体的にPowerShellのバージョンだけを確認したい場合は、次のようにして PSVersion の値だけを表示することができます。

このコマンドを実行すると、バージョン情報がメジャー、マイナー、ビルド、リビジョンの各要素で表示されます。例えば、PowerShell 5.1の場合は次のように表示されます。

注意: PowerShell 2.0などの非常に古いバージョンでは、$PSVersionTableが存在しない場合があります。その場合は、以下のコマンドを使用してバージョンを確認できます。

まとめ

PowerShellのバージョンを確認するためには、$PSVersionTableコマンドを使用します。特定のバージョン情報だけが必要な場合は、$PSVersionTable.PSVersionを使用すると便利です。